04月15日
江口様御一行様のガイド
本日のお客様、江口様はじめ6名の皆さまを4人のガイドでご案内しました。
コースはお客様ご希望の大倉公園→桃山公園→青木塚を約2時間かけてゆっくり散策して頂きました。
まずは茅葺門のご説明をいたしました。
元あった場所は坂を下った県道沿いにあり、取り壊される予定でしたが、市民からの強い要望により今の場所へ移築されました。その際、左右にあった袖部屋は外されてしまいました。
さらに、かつて大倉別荘の離れとして使用されていた休憩棟についてもご説明。大正期の姿を留める数寄屋造りの建物は東南に庭に向けてL字型に配置された平屋建て。部屋の配置もとても合理的で細部に工夫を凝らしています。
管理棟の利用方法、毎年行われる盆梅展やツツジまつりについてもご案内いたしました。
そして休憩棟の見どころの一つ、防空壕の中へ
防空壕の説明風景
内容はこちらのブログをご参照ください→【スポット】大倉公園
次に座敷や庭に面して廻らされた縁側を観ていただきました。
外から防空壕の位置も確認して頂きました。
ひょうたん池に移動して、鎮座するカッパ像の由来をご説明しました。
次に桃山公園へ移動
桃山公園を訪れた方からは、「風車があるこじんまりとした公園」「桜が綺麗」というコメントを頂きます。本日桜は終わってしまいましたが、小高い丘に佇む公園を散策して頂きました。
桃山公園のシンボルともいえる風車のモニュメント
大正から昭和初期にかけて3万本以上の桃の木が植えられて、その桃の木を潤す為の水を汲み上げるために使われていた風車がモチーフになっています。桜の花見ならぬ桃の花見で賑わった為、地名も「ガンジ山」から「桃山」に変わったそうです。
最後にご案内しましたのは青木塚です。
戦で非業の死を遂げた武将を供養した塚の謂れをご説明しました。
大倉公園茅葺門前で記念撮影 ご訪問ありがとうございました。