大倉桃山コースのガイドレポート

2019年
11月03日

愛知デスティネーションキャンペーン様ガイド

本日(11月3日)のお客様は、

愛知デスティネーションキャンペーン

バスツアー御一行36名様です。

3名のガイドで、コースはお客様の希望の、

大倉公園内の茅葺門、休憩棟、

防空壕を45分掛けて案内しました。

お客様は名古屋駅に集合して、

バスで大倉公園駐車場に10分遅れで着かれました。

       民俗資料館前広場大倉公園全体説明

まずは、民俗資料館前広場で、この公園は、大正8年に、

日本陶器の初代社長・大倉和親の別荘として築造されたものです。
 その後、昭和19年に、別荘は㈱名機制作所創業者加治慶之助の、

所有となって、昭和50年に大府市が公園として買収し翌年に公開した。

昭和57年に施設の整備を完了し 『大倉公園』と、名づけられました。

次に茅葺門へ移動しました。

 

           茅葺門の説明

茅葺門については、平成21年以来10年ぶりにふき替えを行い、

10月25日に葺替え開門式を実施しました。
ふき替え作業は友好都市提携を結んでいる岩手県遠野市の、
一般社団法人遠野かやぶき保存協会の職人の協力を得て、
実施しました。

次に休憩棟へ移動しました。

 

   大正8年に建てられた休憩棟国の登録有形文化財の説明

建築主の大倉和親は、建築に関心があった、ことでしられ、

自らの合理的な考えを住宅に反映させたとされる。

休憩棟は、入母屋造り、平屋建で建築面積は209.21㎡である。

平面はL字形で、部屋の配列が鴈行形になっているところに特徴がある。

お客様の場所は広くし、L字形の北西角にあたるところに、

配膳室などを置くことにより、おもてなし側は動く距離を、

短いくするという合理的な平面になっている。

           休憩棟内部の説明

和室には付書院がないものの、床の間、違い棚、

琵琶台を持つ正式な座敷となっている。

内法長押に磨い丸太を用いている。

長押上部の蟻壁に、横長隅丸長方形の開口があり、

ここに、柾割し、節を残した竹を横棧として入れている。

このように、細部に、数寄屋風意匠がみられるのが特徴であると、

説明しました。

 

           防空壕の見学

      ひょうたん池と防空壕の説明

立派なコンクリート製の防空壕に、みなさん驚かれていました。
深さ2.45mのコンクリート製の防空壕は5.5畳ほどの広さです。
第二次世界大戦中、昭和19年、当時の持ち主であった、

名機製作所創業者の加治氏によって作られたものです。

 ここで、バスが10分遅れて到着したため、10分短縮します。

よって、この場所で、ひょうたん池について説明しました。

公園の北東のところにひょうたん池があります。

ひょうたん池には、大府市と遠野市との交流の証とした、

母子のカッパ像があります。

その母子のカッパ像の横に、令和元年10月25日に、

父親にあたるカッパ像が加わりました。
三人のカッパに大府市の特別住民票が発行されました。

以上予定どうり、50分で案内できました。
愛知デスティネーションキャンペーンの皆様、

訪問有難うございました。

またのご縁を期待しています。
よろしくお願いします。

 

 

最新ガイドレポート

ガイドコース紹介

  1. 1
    JR大府駅
  2. 2
    青木塚
  3. 3
    延命寺
  4. 4
    山祇社
  5. 5
    大府観音
  6. 6
    桃山公園
  7. 7
    大倉公園